遥かに仰ぎ、麗しの

非常に良作でした。
本校側は、ヒロイン自身が抱える問題の解決の物語。
分校側が、さまざまなタイプのお嬢さまとその周りに起きる事件とその解決の物語。
分校ルートオンリーだと、栖香→美綺→邑那。本校オンリーだと殿子→梓乃→みやび。
の順でやるのがおすすめかと。
んで、分校→本校の順で。
邑那を最後にすると、手のひらで踊らされてる感が非常に強く、後味があまりよくないかも(汗
だって、主人公と結ばれる、というかスタッフロールまでの流れ全部が邑那の計画通りに思えてきてなんか(笑


ちなみに最後のエピローグで流れるスタッフロールでのキャラ順だと本校側はみやび→殿子→梓乃。
これはPulltopが考える本校側のシナリオ順なのかな。


好きなシナリオは
みやび>梓乃≧美綺≧栖香>殿子>邑那。
上位3つのシナリオはヒロイン側だけではなく、主人公側の問題まで踏み込んでいるので、好印象。
好きなキャラ順は甲乙つけがたいですが無理に順位つけると
梓乃>リーダ>美綺>栖香>奏>みやび>鏡花>殿子>邑那
かしら。


みやびとリーダは二人以外に味方と呼べるような存在がいなくて、二人で支えあって生きてきた。
さらにみやびは風祭という名家ということもあり、
両親から与えられた理事長という位置で期待に答えようと、孤軍奮闘している。
しかし、周りともあまりうまく行ってなかった。
そこへ主人公という存在が入ってきたことにより、みやびと周りの人たちともうまくいくようになり、
さらにみやびとリーダに主人公という味方(というか家族)が出来ていく
という一連の流れは秀逸だったかと。


梓乃は元々対人恐怖症であったが、ストーリーがすすんでいくにつれて
段々精神的に強くなって、また周りの人とも積極的に関わっていく様が大変よかったです。
…ただ、一回目のえちシーンのあれはどうなんだろうか(笑。ロープて。
じーちゃんのキャラもなかなか Σ(´ω`)b


全体通してのお気に入りのシーンは、
みやびシナリオ最後のほうの、メイド隊総出動での司をみやびの元へ誘導するシーン。
あそこは激しく燃えるシーンです。