NHKオンデマンド、目標下回る 利用者4カ月で1万4000人(NIKKEI.NET)

やっぱりだめでしたねー。
コンテンツの内容が伴ってないのに、高すぎですわ。
ちなみに民放が同様なサービスを始めようとしたら、コンテンツのレベルからしたらもっと安価じゃないと。
システムがいくら便利でも、要はコンテンツがしっかりできてないと、どんだけやっても無駄無駄。
個人的にはIP放送の中ではVODが一番現実的で消費者に受け入れられやすいサービスだとは思っています。
ちょっとググってその記事を見つけられないのですが、去年あたりの調査で、人々の余暇の過ごし方は、一つのことに長く時間を費やすより、
多くのことに少しずつ時間を費やす方向に変わってきているというのを見ました。
それに合うのは通常の放送やIP再送信よりかはVODかなと。

以下はIP放送について書いたことなので、興味ある方だけで^^;

IPTVについて

  • IPTV・IP放送とは
    • 広い意味だとブロードバンド回線を使ってIP網で番組コンテンツを配信する通信サービスのこと
    • 狭い意味だとCDNなどの限られたネットワークを使用してマルチキャスト配信するもの
      • CDNとしてあげられるものとしてNGNがある。
    • 種類としては4種類ある。
      • IP再送信サービス、IP自主放送、VOD(ビデオオンデマンドサービス)、ダウンロード放送(以下DL放送と表記)
        • これらは2種類のものに分けられる
        • 非蓄積型と蓄積型。非蓄積型蓄積型はIP再送信とIP放送、蓄積型はVODとダウンロード放送。
        • その名の通り受信機器がバッファリングしないで再生するのと、バッファリング後再生とで分けられる
        • また送信方法でも2種類に分けられる。
        • ネットワーク上の通信は、ユニキャスト(一対一)・マルチキャスト(1対特定多数)・ブロードキャスト(1対不特定多数)に分けられる
        • IP再送信とIP自主放送はマルチキャスト送信、VODとDL放送はマルチキャストとユニキャストで配信される
        • 狭い意味のIP放送はIP再送信とIP自主放送をさすことになる。
    • IP再送信
      • 放送波を受信して再エンコードしてIP網で配信するサービス
        • (放送波:MPEG2)→(配信サーバで受信:MPEG2のまま若しくはMPEG2からH.264に再エンコード)→(IP網)
        • 放送波より数秒遅延(総務省の制限だと2秒程度以内)するだけで、放送プログラム自体は放送波と変わらず
        • このサービスだけ著作権法上の扱いが他3種のサービスとは異なる
    • IP自主放送
      • データの流れ自体はIP再送信と似ている
        • (IP自主放送局)→(配信サーバ)→IP網
    • VOD
      • ユニキャスト送信で受信機器側にある程度バッファリングしてから再生し始めるストリーミング放送
      • アクトビラNHKオンデマンドはこのサービス
    • DL放送
      • ユニキャスト送信で受信機器側に全部ダウンロード完了してから再生し始めるストリーミング放送
  • 各放送形態についてのそれぞれの特徴について
    • あげられるものとしては受信時の制限がある
      • 受信開始時の制限について
        • VOD,DL放送は見たい時にコンテンツの初めから見ることができる
        • IP再送信とIP自主放送は、インターネットや新聞のテレビ欄を思い浮かべるとわかりやすいが、見たいコンテンツをはじめから見るとなると、事前にその時刻に合わせてチャンネルを合わせる・受信準備を完了する必要がある
      • 受信時のUO(User Operation)の制限について
        • VOD,DL放送では早送り・コマ送り・頭出し等のUOが可能なサービスが多い